HOME税務・会計情報平成23年度 相続税の改正

平成23年度 相続税の改正案

平成23年度の相続税の改正案では、相続税は増税の傾向になる予定です。

 相続税の基礎控除額の改正案

 【改正前】
   5,000万円+1,000万円×法定相続人の数
 【改正案】
   3,000万円+600万円×法定相続人の数
 

 生命保険の非課税限度額の改正案

 【改正前】
   500万円×法定相続人の数
 【改正案】
   500万円×法定相続人の数(次の者に限ります。)
    @未成年者
    A障害者
    B相続開始直前に被相続人と生計を一にしていた者

 平成18年度に会計検査院からは、「死亡保険金の非課税措置については、高所得者も適用しており、節
 税を目的と思科されるものも見受けられる。」と指摘されていました。

  ※会計検査院とは?
    会計検査院は「行政機関」ではありますが、内閣に対し独立の地位を有します。
    また「行政機関」であるということは立法・司法の何れにも属しないと言うことであり、結果として国会・
    内閣・裁判所の三権のいずれからも独立しています。さらに、会計検査院の検査権限は内閣及びその
    所轄下にある各機関のみならず、国会(衆議院・参議院)・最高裁判所をも含むすべての国家機関に
    対して当然に及ぶなど、一般の行政機関とは際立ってことなる性格を有しています。
    会計検査院は財務省の一部局であるとしばしば誤解されます。
    最も国民に理解されていない日本の国家機関の1つです。

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